オールデンの特徴は、コードバンと呼ばれる馬のお尻の革を使用した革靴が有名。その履き心地から、”オールデンを履いたら、その他の革靴が履けない”と言われることもあります。
また、歩くための最高級の靴を作るために、世界中から並外れた最高品質のベジタンやアニリンカーフ、またシカゴのホーウィンレザーよりコードバンを集め、フィッティングの基本である木型によりフィットするために全て天然素材を使用。その他様々な工程やこだわりによって、快適で履き心地の良い、歩くための最高級のシューズを作り続けています。
日本では、1979年に初めてBEAMSが紹介して以来、UNITED ARROWS、SHIPS、ラコタハウスなどで販売が始まっています。
1931年オールデン氏が引退すると、オールデン・シューズ会社の所有権はパートナーであったターロウ・ファミリーのものとなりました。工場もマサチューセッツ州ブロックトン・シティーへと移され、その土地での生産は1970年まで続きました。彼らの行った革新的な技術の一つとして、整形外科研究を通してのデザインの開拓があります。それに加え、コードヴァン(Cardovan) という上質の皮素材をウエルトすることにより、オールデンの靴はどんな足の形にもより良いフィット感とバランス感を与えてくれることとなります。そしてその功績はすぐに他の靴メーカーにも取り入れられて行きました。1970年以降は機械化された近代的工場がミドルバラに建設され、現在に至ります。
初代の社長、Charles H.Alden(チャールズ・オールデン)氏。
現Alden(オールデン)社長Arthur Tarlow氏へのBEAMSによるインタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=Sag9AdfPdI4