YAECAの公式サイトには、ロゴの下には英文が表記されています。直訳すると、
『YAECAは日常の中で無意識に使っている日用品をつくり出すように環境を見て、生活を見てそれら周りとの関係見ることにより生まれる“必然的にシンプル”なデザインをカタチにしています。 つくり出すということの中での一過性ではない、スタンダードな日常着としての役割を意識したモノ作りをしていきたいと考えています』
奇を狙わず、あくまでベーシックを突き詰めていくことへの想いが伝わってきます。
設立は2002年。デザイナーの服部 哲弘氏、井出 恭子氏よって産声を上げました。今は定番となったスナップボタンの「コンフォートシャツ」とチノパンツから始まり、日常着で構成される小さなメンズブランドからはじまりました。
2008年、東京・恵比寿に「ヤエカ恵比寿店」をオープン。お世辞にも広いとは言えない大きさですが、無駄なものは一切置いておらず、ミニマルな印象を与えます。
2012年。アトリエを構える中目黒のマンション内に「ヤエカ アパートメント ストア」を設立。その名の通り、アパートの一室がお店になっています。
ラインナップは、服だけでなく“暮らし”を感じさせるインポートのカトラリーやインテリアが置かれています。
“ヤエカが好きなもの”を提案する、コンセプトショップとして注目が集まりました。
2014年4月。白金の高輪の住宅街にある一軒家を改装して、都内で3軒目のショップとなる「ヤエカ ホームストア」をオープン。大きなスペースを活用し、今まで取り扱うことができなかった大きなアンティーク家具、そしてプレーンベーカリーのラインナップがズラリと並ぶ見応えたっぷりの空間が広がっています。
同じようでいて毎年デザインを時代に合わせてディテールやサイズ感を少しづつ変わっていくのが魅力的なYAECA(ヤエカ)。これからも目が離せません!