1906年ボストンで誕生したNewBalance。
ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。社名の由来は、履いた人に“新しい(new)、バランス(balance)”感覚をもたらすことによります。
足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学への深い理解があってこそ可能となる矯正靴の製造。それらのノウハウを敬称し、1930年代からカスタムメイドのランニングシューズの製造を開始。当時ボストンにあった野球チームのスパイクとしても提供をしていました。
そしてカスタムメイドからレディメイドの世界へ。
1960年代から、ウィズ(足囲)でもサイズ選択が可能な「ウィズサイジング」を世界で初めて採用したシューズを発売開始から12年後に転機が訪れます。
6名の従業員と日産36足の生産規模であったニューバランス社を、一人の青年が買い取ります。青年の名は、現取締役会長のジェームス・S・デービス。
理想のランニングシューズを実現するために、自ら走ることで開発に従事した青年は、独創的なシューズコンセプト「インステップレーシング」を確立。ボストンマラソンやYMCAプログラムなどでシューズを提供し、好評を得ました。
そしてジャンルの垣根を飛び越えてスケートボード用のデッキシューズまで手がけるようになりました。これからも様々な挑戦し続けるヘリテージブランドNew Balance(ニューバランス)の展開に期待です!