イタリア人デザイナー、アントニオ・マラスにより1999年からスタートさせたブランド。その後、2004年には＜KENZO＞のクリエイティブディレクターに就任するなど、実力派のデザイナーとしても名を馳せる。伝統的なハンドクラフト技術を駆使したものづくりを得意とし、独特の世界観が世界中のファッションフリークを魅了しています。
2015年春夏は、サッカーをテーマにしたアクティブでハッピーなウエアを披露。デニムとジャージーを切り替えたセットアップや、ナイロンとスーツのハイブリットなコーディネートなど、スポーティさとテーラードが上手くミックスされたコレクションになっております。

＜FENDI＞にて経験を積み、2008年にクリエイティブディレクターに就任したマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリによる＜VALENTINO＞。緻密さと実験的な感覚を併せ持ち、クチュリエのテクニックを惜しげ無く発揮するコレクションが特徴です。
2015年春夏は、自由な発想を持ったアウトサイダーやフリーシンカーたちからインスピレーションを得て、既存の概念に囚われない大人のリラックススタイルを提案。高級な素材使いや様々なプリント柄、リラックスながらも意外性のあるコーディネートで見る者を楽しませています。

フランスらしいコンサバティブなスタイルでありながらも、ハイファッションに通じるモダンデザインを有したブランド＜MELINDA GLOSS＞。マティユ・ド・メノンヴィーユとレミ・ド・ラカンターヌの二人のデザイナーにより作られています。
2015年春夏は、旅を主体にそこから広がる物語や思い出にインスピレーションを受けたコレクション。テーラリングをベースとしたシンプルなシルエットに、ゆったりとしたトップスやパンツがリラックス感を添えています。ベージュやブラウン、濃いマリンブルーといったカラーに、レッドやイエローといったエキゾチックな色彩が映えますね。

友人たちをイメージし、リアルクローズを追求するパリ発のブランド＜AMI ALEXANDRE MATTIUSSI＞。＜GIVENCHY＞や＜Marc Jacobs＞などでメンズウエアのキャリアを積み、2011年に自身のブランドをスタート。“AMI”はフランス語で“友人”を意味しています。
2015年春夏はカレッジスタイルを軸に、ワイドストライプやウォッシュドデニムといった90年代を彷彿とさせるアイテムが多数登場。腰に巻いたパーカーや逆さまに被ったキャップなど、アクティブなスタイリングも健在です。

2013年にセントマーチンズを卒業したばかりの注目を集めるデザイナー。英国サヴィルロウでの経験を生かしたクラフトマンシップ溢れるものづくりと、文化的に多様な環境で育った多民族の感覚を融合したスタイルが特徴です。
2015年春夏は、英国人カメラマンであるデニス・モリスからインスピレーションを受けたコレクション。テーラードをベースに、エスニックやコロニアルという要素を取り入れた、どこか哀愁漂うスタイルで、ロング丈のコートや深い股上のパンツは新鮮な印象です。