1と10はコレクションで発表される新しい服、4と14は定番的なアイテムや過去のリバイバルです。
レディースの6は、「MM6」として独立しています。
ロゴもタグも縫い目も別物で、「MM6」として単独で店舗が存在しています。マルタンマルジェラの直営店にも、基本、置いてはあると思います。値段も抑えめで、割と着やすいデザインが多いですね
22と11から出るシューズやバッグは、実用的な物が多い気がします。
価格も、1や10から出るものに比べれば、お手頃な者がある印象です。
0ラインは、デザインの方向性としては「反モード」を掲げており、なかでも軍服のリメイク品や中古ジーンズに白ペンキのペイント等の作品は「ポペリズム」(貧困者風)と呼ばれてました。それまでの煌びやかで優雅な雰囲気を持つ「モード」とは対極のコレクションとして「デストロイコレクション」とも呼ばれ、以降マルジェラの代名詞でした。
ファッションにおいてアートを否定し、ファッションはクラフトワーク(技巧、技術)であると捉え、それまでの概念を破壊し、新しい価値観を提供することによって、結果として新たなアートを生み出したマルタン・マルジェラのモードは、ほんとうにかっこいい。。